竹内高明さんのこと
1994年からNGO「チェルノブイリ救援・中部」の現地駐在員としてキエフに滞在。「チェルノブイリの祈り」(岩波書店)の読者たちが、2003年秋に著者のアレクシエーヴィチを招待した際、通訳を務める。
著者の滞在先パリまでの送り迎えも含めて全行程のアテンドと各地での講演を通訳。その激務を淡々とこなす好青年である。
わたしもアレクシエーヴィチの著書を訳している関係で協力。通訳の竹内さんと知り合った。アレクシエーヴィチもたちまち意気投合。「自分は通訳についている」と喜んでいた。
(三浦みどり)