内容は次のとおり、近日中に貸し出し可となりますので、協会事務局までお問い合わせください。
Русский взгляд 2006 05 14 第3チャンネル 約11分
2006年5月にサンフランシスコで行われたархиепископский
соборにおけるロシア正教会と在外シノド(在外ハリストス正教会)の 統合に関する最終決定を前にしたテレビ・インタビュー。2003年11月にモスクワで実現した在外シノドとアレクシー2世との会談で統合問題が正式に取り上げられてから今日に至るまでの歴史(在外シノドが生まれた歴史的背景、弾圧下でソビエト政権を認めざるを得なかったロシア正教会の活動など)や統合がもたらし得る様々な問題を凝縮した形で伝えている。
Завещание философа Ильина ロシアテレビ製作 43分
1917年の2月革命を転機にソビエト政権に対する批判を強め、1922年、6度目の逮捕でソ連、更に、ヒトラー政権から国外に追放され、1954年、スイスで亡くなった哲学者、イワン・アレクサンドロヴィッチ・イリインの遺体が半世紀ぶりにモスクワに移された。
その葬儀は、ロシア正教会と在外シノドの統合を象徴するかのような、シンボリックな意味合いが込められていた。
全編に流れるイリインの著書の朗読と数多くの記録映画を背景に、現代にも通ずるイリインの国家観、世界観、宗教観、道徳観を伝えている。
Обитель 25分 ロシアテレビ 2006年製作
14世紀に聖セルギーによって築かれたロシア屈指の大修道院、Троице-Сергиева лавра を史実や数多くの絵画、イコン、宝物などを交えて紹介した作品。
セルギエフ・ポサド市の中央に広がる壮大な大修道院に保存されている聖セルギーの少年時代を描いた絵や、アンドレイ・ルブリョフの聖像画、貴重な手書きの福音書は約700年の歴史の重みを感じさせる。
ソビエト政権時代に無残に蹂躙され、様々な催し事の場と化した大修道院の映像と、1万5000人もの人が参列して行われたセルギー祭の敬虔な儀式や参列者の喜びの表情は、時代の移り変わりをまざまざと映りだしている。神学校や神学アカデミーで聖歌や、ラテン語などに真剣に取り組んでいる若者たちの生活も紹介されている。