ウズベキスタンについての講演・懇談会報告(2007年4月5日)
4月5日(木曜日)夕刻7時より、15名の参加を得て、ウズベキスタンからの留学生であるニゴラさんにウズベキスタンの魅力を語っていただいた。事前配布資料とヴィジュアル資料を駆使して、シルクロードに位置する同国の、波乱に満ち、変化に富んだ歴史と合わせ、主な観光名所などを早口ながら明確なロシア語で解説していただき、短時間でも情報量たっぷりの講演だった。
従来ソ連邦内の一共和国としてのウズベキスタンのことしか学んでこなかった者にとっても、独立国家としてのアイデンティティを求める「今の」ウズベキスタンを感じとれる会となった。
講師のお話からはウズベキスタン本来の伝統の中で今でも変わらないものと変わってしまったもの、他のアジア諸国との関連や共通点、ロシア語圏に入ったことのプラスとマイナスなど、多面的なお話が聞け、休憩をはさんで、後半は飲み物とおつまみを囲み、録音も切って自由な質疑応答の時間となり参加者からの質問はつきることがなかった。
素敵な講師のお陰で、改めてウズベキスタンの魅力に触れることが出来、是非、現地を訪れてみたい、との夢を抱くようになった会員も続出。例えばフランス語圏もそうであるように、多彩な現状と魅力を持つロシア語圏に属する様々な国について知る機会を今後も持っていけたら、との思いを胸に、散会となった。